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Symposium
絵画展

 
 
 
 
   

 
8th Dec. (sun) 14:30 -
13th Dec. (fri) 18:30
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「涎と永遠についての概論」
(イジドール・イズー、1951、120min.)
レトリスムの創始者イジドール・イズーが1951年に制作した、衝撃のレトリスム映画第一作。分離されたモンタージュや、スクラッチ、写真による構成などの前衛的手法を用いつつ、イズーによる膨大なテクストが語られてゆく。この映画の手法は「矛盾(ディスクレパン)」と呼ばれ、レトリスム映画の方法論の出発点となる。カンヌで上映されジャン・コクトーの絶賛を浴び、批評家の賛否の渦の中、アヴァンギャルド観客賞を受賞、また若きギー・ドゥボールに多大な影響を与えた。モーリス・ルメートルは助監督・編集として参加しており、彼の映画芸術活動の出発点ともなった記念碑的作品。