カテゴリ:2008,不定義な境界(2008-2009),海外イベント

シンガポールのシンポジウムにてVCTプロジェクトのプレゼン


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会場になったEmily Hill(右)は大戦中の元日本領事館跡、現在はオルタナティヴ・スペースとして活用されている。ディスカッションの間のパネリストと観客との交流の様子(左)


シンガポールのEmily Hillで開催されたCDN/クライシス・デザイン・ネットワークにて、パネルディスカッションとしてVCTプロジェクト「不定義な境界線」のプレンゼンテーションが行われました。


クライシス・デザイン・ネットワーク(CDN)は、アジア各都市にある潜在的なクライシス(危機)をデザインとアートの視点から検証 し、各国の専門家が多領域にわたって研究と実践をすすめるための組織で、横浜在住の岸健太氏とアメリカ在住のシンガポール人トーマス・コン氏、2名の建築 家がプロジェクトを率い、2008年1月横浜を基点としアジアの都市を巻き込む形で継続的に行われています。

cdn2-forweb02.jpg2nd Dialogue Session: 対話のセッション02概要
開催日    2008年7月12日(土)
会場    Emily Hill (シンガポール)
主催    クライシス・デザイン・ネットワーク(CDN)


講演者・ゲスト
cdn2-forweb03.jpg岸健太[建築家/LWL(Lab. For the wonderlandscape)代表]
トーマス・コン[建築家/シカゴ美術館付属美術大学 准教授]
ジェフリー・ホー[シンガポール・ポリテクニック デザイン学科 学科長]
ボビー・ウォン[シンガポール国立大学 助教授、デザイン・環境学科 副学科長]
瀧健太郎[ビデオ・アーティスト/VCT (VIDEOART CENTER Tokyo)代表]
芹沢高志[アート・ディレクター/P3 art and environment 代表]
川崎幸臣[NEC コーポレートデザイン部]


VCT代表 瀧健太郎によるプレゼンテーションでは、今何故、個人アーティストによる制作ではなく、国境を越えた作家間のネットワークを利用したプロジェクトなのか、またテーマとなる「不定義な境界線」の説明と、プロジェクトの概要と今後の展開が話されました。