「目には目を、耳には耳を」by 飯村隆彦
[関連アーティスト情報]
飯村隆彦 DVD「目には目を、耳には耳を」発売中
1966-70/2009年, 2 films, 25分、b/w, 音楽:鈴木治行(2009)、 NTSC/Region ALL,
ISBN 978-4-901181-40-2
6,300円(本体価格6,000,円)(個人価格)
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「飯村の中期のなかで最高の作品」
「飯村の中期のなかで最高の作品は形式的関心への増大に特徴づけられるものであり、それは『フィルム・ストリップス I &フィルム・ストリップス II 』(1966-67)に最も効果的に現われている。『フィルム・ストリップス II 』が。。。興味をそそる視覚性をもたらしただけでなく、苦渋の時代を力強く記録し未来を警告する暗示的な作品に仕上げられているからである。イメージは次第にはっきりと分かるようになり、黒人や警官やサインや旗などが見えてくるが、(この新しいバージョンでは、次第に抽象化される方向に、入れ替えた。)それがデトロイトでの暴動だと断定できるほどではない。このためにこの暴力のイメージにより広範な社会的政治紛争の記録に見えてくる。」
(スコット・マクドナルド, アフター・イメージ誌, 1978. 4,『ア・クリティカル・シネマ』カリフォルニア大学出版の著者)
「飯村の中期のなかで最高の作品は形式的関心への増大に特徴づけられるものであり、それは『フィルム・ストリップス I &フィルム・ストリップス II 』(1966-67)に最も効果的に現われている。『フィルム・ストリップス II 』が。。。興味をそそる視覚性をもたらしただけでなく、苦渋の時代を力強く記録し未来を警告する暗示的な作品に仕上げられているからである。イメージは次第にはっきりと分かるようになり、黒人や警官やサインや旗などが見えてくるが、(この新しいバージョンでは、次第に抽象化される方向に、入れ替えた。)それがデトロイトでの暴動だと断定できるほどではない。このためにこの暴力のイメージにより広範な社会的政治紛争の記録に見えてくる。」
(スコット・マクドナルド, アフター・イメージ誌, 1978. 4,『ア・クリティカル・シネマ』カリフォルニア大学出版の著者)