VA誕生50周年(2013)の最近のブログ記事

Kentaro Taki's performance "Farewell CRTmonitor"

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2013年11月11日20:15-20:45
at Les Instant Video/ La Friche/ Cartonnerie

ヴィデオアート誕生50周年を祝う映像祭のクロージングの一幕に瀧健太郎が”ecouter la voix du moniteur”(モニターの声を聴け)というタイトルの下、むき出しになったCRT(ブラウン管)に穴をあけ、中の真空状態の空気が入り込む音を聴くというデモンストレーションを行いました。3つのモニターは偶然にも日立製で、それぞれに過去・現在・未来のヴィデオアートへと宣言された後、穴を空けられ、役目を終えたテレビ受像機へのオマージュとして好評を博しました。

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LesInstantVideo2013 documentation

lesinstannt-doc1.jpg lesinstannt-doc2.jpg マルセイユ、レザンスタン・ヴィデオでの展示の様子

Les Instant Video
7-30 Nov. 2013 at Tour Panolama, Le Frich, Marseille

photo:top
"Bild:Muell(image:junk)#8" video installation by Kentaro TAKI

photo middle:
"Living in the Box" by
Kentaro TAKI
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Masayuki Kawai's feedback performance
at LesInstantVideo2013

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"Feedback Performance" by Masayuki Kawai

2013年11月10日22:00-23:15
Les Instant Video
at La Friche/ Cartonnerie

【写真上・中】 3面のスクリーンとアナログのビデオ機器を使って様々な映像を生成するデモンストレーションを行う河合政之。

【写真下】 終了後に現地の学生らを対象に実際に機器に触れて映像を作るワークショップと質疑応答が行われました。
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仏マルセイユ、Les Instant Videoで「キカイデミルコト」上映

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マルセイユで開催されたレ・ザンスタンヴィデオにて、「キカイデミルコト」が上映されました。(写真は会場の様子。)

期間:7-12 Nov. 2013, 13:00-17:00
会場:La FricheのSalle Seita、ビデオギャラリーコーナー。 Les Instant Video のサイトはこちら

今回、レ・ザンスタンヴィデオは26回目を迎え、1963年にN.J.パイクやW.フォステルらがテレビをアート作品として表現しはじめた年を、ヴィデオアート元年と刷るときその50周年を記念するフェスティバルとして開催されました。欧州、地中海沿岸諸国の様々なヴィデオアートの歴史に加え、アジアより日本のヴィデオアートが紹介される貴重な機会となりました。

仏マルセイユにて、ヴィデオアート誕生50周年:
ヴィデオアートの足跡を辿る

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[関連アーティスト情報]
マルセイユ、LeFricheで開催されるレ・ザンスタンヴィデオ"Les Instant Video"2013にVCTからアーティストらが参加することになりました。

1963年のパイク、フォステルによって始まったビデオアート誕生から50周年を記念し、ビデオアートの黎明期から現代までをたどる今回のヴィデオフェスティバルでは下記参加者らが、作品上映、レクチャー、ワークショップ、デモンストレーションを行います

レ・ザンスタンヴィデオ"Les Instant Video 2013"
2013年11月7日―12日 at LeFriche, マルセイユ、フランス
(展示は7日-30日まで)

派遣アーティスト、研究者
河合政之 フィードバックヴィデオ実演とレクチャー
瀧健太郎 インスタレーション展示とワークショップ
瀧健太郎 日本のビデオアートの先駆者たちの紹介、レクチャーと上映
       「キカイデミルコト-日本のビデオアートの先駆者たち-」

阪本裕文 レクチャー 
(マイケル・ゴールドバーグ氏、マーク・メルシエ氏とのシンポジウム含む)

助成:国際交流基金

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「キカイデミルコト」発売中

kikaipac2k.png キカイデミルコト -日本のビデオアートの先駆者たち

ヴィデオアート黎明期のアーティストの証言と作品紹介で綴るドキュメンタリー。
Blu-rayにて発売決定
(発売日にお問い合わせ頂いた皆様へ:制作が遅れておりご迷惑をお掛けいたしました。)

監督:瀧健太郎
企画・制作 ビデオアートセンター東京

本編82分、特典映像75分、制作者によるコメンタリー、本編、英語・フランス語・ドイツ語・中国語・韓国語字幕入り(リージョンフリー/region ALL)

価格:3990円(税込) 発行:REF  発売元:現代企画室 ISBN978-4-7738-8034-2
購入はこちらから。  (書店のお客様は版元ドットコムもご参照下さい)

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・アーティスト、研究者ら30名のインタビュー
・ビデオアート作品38作品のダイジェスト収録
・本編に加えてボーナス映像75分
・「用語解説」「日本のビデオアート周縁図」
含むリーフレット付


インタビュー対象アーティスト: 阿部修也   安藤紘平   飯村隆彦   出光真子   かわなかのぶひろ   久保田成子 マイケル・ゴールドバーグ   小林はくどう   中嶋興   中谷芙二子   萩原朔美 松本俊夫   山口勝弘   山本圭吾   和田守弘



レ・ザンスタン・ビデオ ビデオアートの誕生50周年

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 2013年のヨーロッパ文化都市に制定されたマルセイユより、マーク・メルシエ(レ・ザンスタン・ビデオ共同創設者、アーティスティック・ディレクター)が来日し、ビデオアート50年の歴史を、日仏両国のビデオアート作品の上映と、シンポジウムを行います。

2013年2月19日(火)18時~21時

【会場】アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
【ゲスト】阪本裕文(映像研究者)/瀧健太郎(ビデオアーティスト)/中嶋興(映像作家)/マイケル・ゴールドバーグ(映像作家)/マーク・メルシエ(レ・ザンスタン・ビデオ共同創設者、アーティスティック・ディレクター)
入場無料

詳細はこちら

その他、デジタル・ショック!展期間中 フランスビデオアートの特集があります。
2/20 19:00- 「他所からの日本への眼差し」 ゲスト:マーク・メルシエ、河合政之
2/21 19:00- 南仏のビデオ・アート (銀座アップルストア ゲスト:マーク・ メルシエ)

早大でトークセッション 「日本のビデオアートと実験映画:70年代を中心に」

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下記トークセッションにてVCT制作の初期ビデオアートを紹介する「キカイデミルコト-日本のビデオアートの先駆者たち-」の簡単な紹介(予告編・メイキングなど)と、VCT代表の瀧健太郎がパネルディスカッションに参加致します。

トークセッション  「日本のビデオアートと実験映画:70年代を中心に
日時:2013年1月8日(火) 18:00−21:00
場所:早稲田大学戸山キャンパス 36号館2F 演劇映像実習室
主催:早稲田大学文化構想学部表象・メディア論系
入場無料、通訳あり

パネルディスカッション:
座長:エルキ・フータモ(UCLA教授、キュレーター)
パネリスト:マイケル・ゴールドバーグ(映像ディレクター)/小林はくどう(映像作家)/安藤紘平(映像作家、早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授)/瀧健太郎(映像作家、早稲田大学川口芸術学校専任講師、VCT代表)
齋藤理恵(早稲田大学博士課程)

詳細情報はこちら

1963-2013 ビデオアート誕生50周年にむけて

 
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 1963年、韓国人アーティスト、ナム・ジュン・パイク(白南準 1932-2006)とドイツ人アーティスト、ヴォルフ・フォステル(Wolf Vostel 1932-1998)が、 別々にしかし同時期にドイツにおいてテレビ画像を歪める実験的作品を発表しました。これがビデオアートの始まりとされ、2013年にちょうど50年を迎えます。
 その後、 欧米や日本で、美術家や映画作家などが次々とビデオを使用した実験的作品を発表し、絵画・彫刻・音楽・写真・映画などの既存の芸術分野を 複合・横断する芸術として発展きました。

 VCT/ビデオアートセンター東京ではこのビデオアート誕生50周年を迎える2013年に、海外フェスティバルや研究機関と連携したプロジェクトなどを予定しております。詳しくは当WEBサイトで詳細を紹介してゆきます。新興メディアとして登場したビデオ=電子メディアが目まぐるしく変化してゆきました。半世紀を経てビデオアートが私たちに何を問いかけるのか、を探るような1年にしてゆきたいと考えております。

[予定プログラム]

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・国内外各地で開催されるビデオアート誕生50周年イベントに参加
・50周年協働制作―アーティストによるコラボレーション作品の制作プロジェクト
・ビデオアート50周年に寄せる各界からの言葉の掲載
・「キカイデミルコト -日本のビデオアートの先駆者たち-」ドキュメンタリーの上映公開と発売

この50周年を記念する一年を祝いつつ、そして更に創造してゆくような機会を持ちたいと思います。

VCT/ビデオアートセンター東京 代表 瀧健太郎